どさくさ紛れのお楽しみ

どさくさ紛れに過ぎていく毎日だけど、ささやかなお楽しみも大事にしたい。本を読んだり、好きな曲を聴いたり、エレクトーン弾いたり、何かちょこちょこ作ったり…。そんなお楽しみが明日の元気の素!
Posted by とんとこ

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『子宮、応答せよ。』得能史子

 ほんの一ヶ月ほど前までは、まさか自分がたかが()子宮筋腫による貧血で寝込むことになるとは思わなかったし、ましてや未曾有の大津波が馴染みの場所に大きすぎる爪あとを残していくことになるとは思いもよらない私でした。

 体調の悪さもぶっ飛ぶような大地震だったし、まだまだ影響も大きいですが、節約モードの生活ながらも、仕事やエレクトーンやブログ等も含めて少しずつでも普段の生活に戻していくことで、また世の中回っていく部分もあると思うので、少しずつ建て直していきたいと思います。

 体調が悪くて何も出来なかったものの、本当に寝込んでいた数日間を除いて、病院通いの交通機関や待合室で、普段より本を読む時間はとれました。
 この本は、私の目下の関心事「子宮筋腫」についての本です。しかも、漫画家である著者が自らの実体験を漫画エッセイでセキララに綴ったリアルな体験談。
 子宮筋腫になる人は多いけど、人によって症状は千差万別。医師や病院の対応も様々。
 自分の体験とあわせて、ときに深く頷きながら、ときには思わず噴き出しながら、大いに共感して読めました。

 中でも、生理の出血時の大変さは体験した人しかわからないもの
 著者の出血のひどさは、相当ひどい私より更にひどいようで、漫画家じゃなくて普通のお勤めだったら、とても続けられなそうなレベル。
 それから、医師の対応の甘さも共感…。

 私なんか、何度も病院を変えてちゃんと通院していたのに、お医者さんに
 「データが良くなってきているから薬を止めてみて3ヶ月間様子を見ましょう。3ヶ月後に数字がこのままだったら、もう来なくていいですよ」と言われ、
 素人目にも「貧血の原因はそのままなのに、薬止めちゃっていいんですか?」と聞いても
 「だって、いつまでも飲み続けるわけにはいかないでしょう」とわけのわからない返事をされて首をかしげながらも様子を見ているうちに、どんどん生理の出血が重なって…、
 あとで「どこで行き倒れてもおかしくなかった」と言われるほどの貧血になってしまって、本人のうかつさもさることながら、病院に対しても文句の一つも言いたいところです。

 私と状況が違うのは、著者がまだ若く、パートナーはいるけど出産をしていない女性というところで、それでも「子宮を取る」という決断をしたのはかなり大きいものだと思います。
 決心した時の彼女のパートナーの「できるかどうかわからない子供のことより、今いる家族の健康が大事」という言葉は心に沁みるものですが、決心したはずなのに気持ちが揺れてナーバスになっていく気持ちもよくわかりました。

 私も、何度病院を変えても「手術は絶対嫌です」と云い続けて頑張ってきたわけですが、今思うと「わざわざ手術しなくても、あと少しで閉経するだろうから、できれば親からもらった身体に傷をつけずにいいたい」という程度の気持ちだったと思います。

 いろんな考え方があるでしょうが、看護師さんたちに聞くと「子宮は産み終わったひとはなくてもいい臓器。ホルモンは卵巣から出るから大丈夫」とサバサバしたもの。
 様子を見ながら付き合っていけるレベルならいいけど、できどころが悪くて出血も多くて長く続いて辛いなら、手術を前向きに考えるのも悪くない…薬で生理を数週間止めてみて、生理が絶対来ないということがこれだけ楽なことなんだ…と改めて知ったこともあり、また筋腫がある人は閉経が遅くなる傾向があると聞いたこともあり、次第に切ってもいいかな…と気持ちが傾いていきました。

 子宮ごととってしまえば、子宮癌になるリスクも回避できます。
 せっかく切るなら思い切ってそこまで…と気持ちもだんだん固まって、MRIを見ながら「全摘出がベストだけど、できるだけ本人のご希望には沿いますよ」とホルモン療法まで含めた選択肢とそれぞれのリスクを挙げて説明してもらった時には、もう納得して「全摘出でお願いします」と答えられました。

 著者が「せっかく健康な身体を手に入れたから人生を楽しまなくては取った子宮に申し訳ない」と生理や貧血の心配がなくなって積極的に人生を楽しむ様子は近い将来の目標です。
 私も同じことが言えるようになりたいです。
 幸い手術は内視鏡ですむようです。
 ただ、内視鏡手術はとても混んでいて、5月下旬まで手術できない間にまた生理がくるのが恐怖なんだけど、でも検査を受けながら気をつけて過ごして手術の日を迎えたいです。

 もしかして、この記事を読んでくれている方も、たかが子宮筋腫、たかが貧血でも、甘く見ていると本当に痛い目にあいます。
 納得できる病院を見つけて、しっかり対処していかないと、ちょっとずつの体調の悪さの積み重ねがオオゴトに至ってしまうことになるかもしれません。
 知っていそうで、なかなかリアルに細かいことを聞きにくい子宮筋腫の体験談としても、読み物としてもとても興味深いこの本はオススメ。
 この著者の他の本も読んでみたくなりました。
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やっと通じた…

 久しぶりの更新になってしまいました。
 その間に、信じられないくらいいろんなことがありました。

 まず、ご心配を掛けていた体調の件ですが、真面目に注射に通って薬を飲んで、仕事も休みをもらって、家事を娘に任せてゆっくりさせてもらったこともあって、ぐんぐん良くなっています。

 出席が危ぶまれていた娘の卒業式にも、しっかり出席してきましたよ。
 ついこの間生まれたように思っていた娘も、ついに義務教育が終わって、私の替わりに家事をやってくれるほど成長して、感慨深いものがありました。

 体調も上向きだし、そろそろ仕事始めてもいいかな~と思いつつ、先週の金曜日の病院ではまず採血をして、貧血の状態を調べてお医者さんと話をしたのですが、残念ながら「まだ数値が低いから、もう一週間仕事を休んで注射に通ったほうがいい」とのこと。
 その後、MRIの検査。この結果をもとに、次週今後の治療方針を決めるそうです。

 採血やMRIで遅くなったけど、うちに帰ってすぐパート先に連絡をして事情を説明し、もう一週休ませてもらえるようお願いして、娘と一緒に遅めの昼食を食べ終えた頃…
 あれあれあれ…、地震だ…と思ったけど、疲れていたので最初はそんなに慌てず「すぐ止むだろう」と思っていたら、だんだん揺れが大きく長くなって…

 娘に叱られて、ようやく慌てて外出時に持っていたバッグを持って外へ。
 同じマンションの人たちもたくさん外に出ていました。
 この辺にしては珍しく、大きく長い地震だったので、みんなで「怖かったね」「もう戻って大丈夫かな」などと言い合い、小学生のグループが戻ってくるのも見えたので「ああ、ちゃんと戻れてよかったね」などと言いながらうちへ帰ったら、本や書類、鍋やボールは随分散乱していたのに、割れ物は無傷でホッとしました。

 テレビを付けていなかったので、この時点では震源はこの辺だと思い込んでいて、2日くらい前に実家のある東北で地震があって「大丈夫?」「大丈夫だよ」と父とメールのやり取りをしたのを思い出して、「こんどはこっちに地震だよ」なんて思いながらテレビを付けたら…
 なんと、震源はこちらではなく東北。この辺でこんなに大きな地震だったら、東北はどんなだろう…と慌ててダンナと自分の実家に電話。
 タイミングが良かったようでダンナの実家には1回で掛かり、姑が「外に出ていてすごい揺れで転んだ。今家に入ったら、食器棚のものもみんな落ちてすごいことになっている」と話すのを聞いていたら、間もなく切れてしまいました。
 自分の実家には何度掛けても通じません。

 テレビを見ると、馴染みの地名がどんどん出てきて、津波で町が流されている様子が…。
 いろんな人の顔が浮かんできて、心配で何も手につきません。
 私の実家もダンナの実家も山沿いなので、まず大丈夫だとは思いつつも、何度連絡してもつながらないので不安が募ります。
 そのうち、会社が早く終わったダンナが会社から1時間半掛けて歩いて帰ってきました。
 やはり電話にかじりついて、他は何も手に付かない様子
 週末は、ほとんど地震一色で終始しました。

 週が明けて計画停電の話になって、電車も午前中で一旦止まるというので、いつもは午後行っていた病院に午前中に行ったら、電車を降りてバスに乗り換えてもバスが駅前から全く進まず、どうしたのかと思ったら、近くにあるガソリンスタンド前に車の列ができていて大渋滞が起きているとのこと。
 これでは午前中に病院に着けない…とドキドキしましたが、30分くらい掛けてガソリンスタンド前を抜けると、あとはスイスイ。何とか間に合いました。
 でも、その影響で帰りが遅くなり、戻りの電車時間がギリギリに…。
 駅の改札のところで駅員さんが「下りの最終がホームにいます」と叫んでいて慌てましたが、何とか間に合い、無事電車に乗ることができました。

 その後立ち寄ったスーパー。照明を落とし、棚にはろくにモノがなく、レジ前は長蛇の列。停電になり次第店を閉めるとアナウンスがしょっちゅう入る状況。
 でも、被災地のことを思えば多少の不自由には文句はいえません。

 こちらのことはいいから、とにかく親と連絡をつけたい…という願いもむなしく、何日経っても電話もメールも通じません。
 やはり連絡ができず心配した別の地域の親戚から連絡がはいるようになって、ようやく思いついて妹に電話をしてみたら、嬉しいことに「地震直後に1回だけ電話が通じて無事だった」との情報。
 でも、寒い地方なのに停電してたら…とか、避難所で不自由していないか…とか、いろんな心配があって、とにかく声を聞いて安心したい…。でも、全く通じません。

 …もどかしい期間が過ぎて、ようやくおとといの夜にダンナの実家から電話が。
 やはり停電していて、電話も通じなかったようです。

 昨日の夜になって、やっと実家の父からも電話がありました。
 ずっと停電だったし、うちの中も散らかってるけど、思ったより被害は少なかったようです。
 どちらの実家も、避難所で暮らすこともなく、不便さはあるけど元気でいてくれたのがわかって一安心。
 ご心配いただいた方々、本当にありがとうございました。

 父からの電話に続いて、この電波状況ではやたらとメールするのもどうか…と連絡を控えていた友人グループの無事を、友人がとりまとめて報告メールしてくれて、更にホッと一安心。
 まだまだ完全復旧には程遠いようですが、とりあえずよかった…。

 でも、津波で被害の大きかった地域は、高校の同級生が多く通ってきていたところ。
 全員無事というわけにはいかないかもしれません。
 どうか、一人でも多くの無事が確認できますように…。
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何てこったい!

 この頃妙に疲れやすいな~、何とかしなきゃな~とは漠然と感じていて、私なりにウォーキングの教室に通ったり、ウルトラ生姜を試し始めたりしていた矢先なのですが…

 先週末あたり、子宮筋腫のためなのはわかっているのですが、また生理の量が妙に多く辛いな~と思ってはいて、でもあまり外出もしなくてよかったので、何とかしのいで月曜日になって出勤しようとしたら…

 雨模様だったけど、間に合いそうもないからカッパを着て自転車で…。パート先まで行きはずっと下り坂なので楽勝かと思っていたら妙に息切れが…。

 職場の人たちにも「どうしたの?顔色悪いし、むくんでるよ」と心配されたけど、とりあえず「頑張ってみます」と仕事を始めてみたら、息切れがしていつものように動けないし、耳鳴りまでし出して…。
 結局仕事を続けることができず、帰って休むように言われて「送ろうか」とも言ってもらったんだけど、帰してもらえるだけでも十分と断って自転車を置いてうちへの坂を登り始めたら、息切れがして2~3歩進んではしゃがみ込む有様。 
 それまでも少々の息切れは感じてはいたんだけど、それどころではない状態。
 ゆっくり歩いても20分くらいの道を何倍も掛けてやっと登りきりました。

 その後は、娘がほとんどの家事を引き受けてくれたのもあって、寝たり起きたりでうちで休んでいたのですが、そろそろ大丈夫かな…とまた仕事に出掛けてみたら、前よりはマシかと思ったものの、やはり息切れがしてろくに働けず、またみんなに迷惑を掛けた上で途中でうちに帰されることに…。

 それまでは「病院へ行っても疲れるだけだからうちで休んでいたほうが…」と思っていたけど、やっぱり病院に行こうと重い腰を上げて出掛けたら…
 何と、元々悪かったヘモグロビンの値が、更にその半分に激減していて、びっくり!
 「どこで行き倒れていてもおかしくない数値ですよ。もし事情が許せば入院してもいいくらいですよ」と言われてしまう始末。
 でも、来週に娘の中学の卒業式を控えているので、入院なんかしている場合じゃありません。
 先生には「行っていいとは言えない」と言われてしまったけど、娘が頑張って3年間通いきったことを思うと、何があっても出席するつもりです。

 とりあえず、うちで鉄剤を飲む以外に毎日注射を打ちに当分病院通いです
 仕事もしばらく休んで、習い事もキャンセルしなきゃな~。
 こんなに日常生活に支障があるんだったら、切ることをためらっていた子宮も切ることになるかも…。
 まあ、いずれにしても今の症状が改善してからの話ですが…。

 もし、そうなったとしても、娘の高校入学などの行事も目白押しの時期だし、タイミングに悩むことにもなりそう…。
 …と、ぐちぐち書けるようになっただけ、症状は改善中です。
 ちょっとした身体の不調がここまで周りも巻き込んで大騒ぎになってしまうんだな…と反省中でもありますが、だいぶ落ち着いてきましたので、皆様あまりご心配なさらないよう、見守っていただければ有難いです。
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